【静岡市の不動産情報】効果的な探し方と活用法|宅建士が教える2025年最新版
記事の目次
静岡市で不動産情報を探す前に知っておくべき市場動向
信頼できる不動産情報の見つけ方【5つの方法】
私が特に推奨する情報収集手法
やってはいけないNG行動
今すぐできる最初の一歩
導入
「静岡市で家を買いたいけど、どこで情報を探せばいいの?」「不動産ポータルサイトはたくさんあるけど、どれを使えばいいかわからない…」
静岡市で不動産業を営む私のもとには、毎月このような相談が数多く寄せられます。特に最近増えているのが、「ネットで見た物件を問い合わせたら、すでに成約済みだった」「複数のサイトを見ているうちに、どの情報が正しいのかわからなくなった」といったお悩みです。
実際、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会の調査では、不動産価格指数(住宅総合)は144.0(2010年=100)と上昇傾向にあり、特にマンションは213.4と2倍以上に高騰しています。(参考:全国宅地建物取引業協会連合会「不動産市場動向データ集」2025年4月 https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2025/05/202504.pdf)
情報があふれている今だからこそ、正しい情報収集の方法を知ることが、理想の物件に出会うための第一歩です。この記事では、私が実務で培ったノウハウをもとに、静岡市で効果的に不動産情報を探す方法を詳しく解説します。
1. 静岡市で不動産情報を探す前に知っておくべき市場動向
静岡市の地価は緩やかな上昇傾向
2025年の公示地価によると、静岡市の平均地価は16万3,236円/㎡(坪単価53万9,626円)で、前年比+0.81%の上昇となっています。(参考:国土交通省「地価公示」2025年1月 https://tochidai.info/shizuoka/shizuoka/)
特に注目すべきは、エリアによって明暗が分かれている点です。
上昇しているエリア:
静岡市葵区:平均地価23万6,800円/㎡(前年比+2.47%)
静岡市駿河区曲金6丁目:7年連続で住宅地最高地点を維持
静岡市葵区呉服町2丁目:43年連続で商業地トップ
横ばい・下落エリア:
清水区:人口減少の影響で下落傾向が続く
沿岸部:津波リスクへの懸念から需要が低迷
私が2025年1月に担当した静岡市葵区の中古マンション(築15年・3LDK)では、2024年10月時点の査定額から約5%上昇していました。オーナー様は「まさかこんなに上がっているとは思わなかった」と驚かれていましたが、これは静岡市中心部の地価上昇を反映した結果です。
2025年の不動産市場の特徴
全日本不動産協会の分析によると、2025年の不動産市場は以下の3つの変化が起きています。(参考:全日本不動産協会「2025年の不動産市況の見通し」2025年4月 https://magazine.zennichi.or.jp/commentary/20377)
金利上昇への警戒感:低金利時代の終わりが近づき、住宅ローンコストが増加傾向
エリアによる二極化:立地の良し悪しで資産価値が大きく分かれる
賃貸市場の改善:高品質なファミリー向け物件を中心に賃料上昇
私の実感としても、2025年に入ってから「金利が上がる前に購入したい」という相談が増えています。2月には、静岡市駿河区の新築分譲マンションに10組の問い合わせがあり、そのうち7組が「金利動向を気にして早めに動いた」とおっしゃっていました。
2. 信頼できる不動産情報の見つけ方【5つの方法】
方法1:大手不動産ポータルサイトを活用する
主要サイト:SUUMO、LIFULL HOME'S、アットホーム
これらのサイトは、全国の不動産会社が物件を掲載しているため、情報量が圧倒的に多いのが特徴です。
私の実践例(2025年3月の事例)
静岡市葵区で賃貸物件を探していたお客様のケースです。当初、お客様は「駅徒歩10分以内、2LDK、家賃7万円以下」という条件でSUUMOを検索していましたが、該当物件がわずか3件しかありませんでした。
そこで私がアドバイスしたのは、「駅徒歩15分まで広げる」「築年数を指定しない」という条件緩和です。その結果、候補が23件に増え、その中から築10年・駅徒歩12分・家賃6.5万円の優良物件を見つけることができました。問い合わせから内覧、成約まで2週間というスピード成約でした。
成功のポイント
複数のポータルサイトを併用する(同じ物件でも情報の詳しさが異なる)
条件を少し緩めて検索する(隠れた優良物件が見つかる)
「新着順」で並び替えて、毎日チェックする
よくある失敗パターン 条件を厳しくしすぎて、候補が0件になってしまうケース。特に静岡市では、東京や大阪ほど物件数が多くないため、ある程度の妥協は必要です。
方法2:静岡県の地域密着型情報サイトを使う
推奨サイト:スマイミー静岡(静岡県宅地建物取引業協会)、ハトマークサイト
大手ポータルサイトには掲載されていない、地元の物件情報が見つかることがあります。
私の実践例(2025年2月の事例)
静岡市清水区で一戸建ての購入を検討されていたご夫婦の事例です。大手ポータルサイトでは希望エリアに該当物件がありませんでしたが、スマイミー静岡で検索したところ、地元の不動産会社が扱う築5年の物件を発見しました。
この物件は大手サイトには未掲載で、地元の業者のみが情報を持っている「非公開物件」に近い状態でした。結果として、相場より約200万円安い価格で購入でき、お客様には大変喜んでいただけました。
成功のポイント
地元業者だけが知っている「掘り出し物」に出会える可能性がある
静岡市特有のエリア情報(学区、通勤ルートなど)に詳しい
よくある失敗パターン 地域密着型サイトだけで探してしまい、大手ポータルサイトの情報を見逃すケース。両方を併用するのがベストです。
方法3:不動産会社に直接問い合わせる
効果的な問い合わせ方
希望条件を明確に伝える(予算、エリア、間取り、入居時期など)
「非公開物件はありますか?」と聞く
定期的に連絡を取り、新着情報を教えてもらう
私の実践例(2025年4月の事例)
静岡市駿河区で投資用マンションを探していたお客様の事例です。ポータルサイトでは利回り5%以上の物件が見つからなかったため、私に直接ご相談いただきました。
私の手元には、まだポータルサイトに掲載する前の「売却検討中」の物件情報がありました。築20年・1DK・駅徒歩8分で、想定利回りは6.2%。お客様にご紹介したところ、即決でご購入いただけました。
この物件はポータルサイトに掲載される前に成約したため、一般には公開されることがありませんでした。
成功のポイント
ネットに出る前の情報を入手できる
不動産会社と信頼関係を築くことで、優先的に情報を教えてもらえる
市場に出回る前に交渉できるため、価格交渉の余地がある
よくある失敗パターン 複数の不動産会社に同時に問い合わせて、情報が錯綜するケース。信頼できる会社を2〜3社に絞るのがおすすめです。
方法4:公的機関のデータを活用する
活用すべきデータ
国土交通省「地価公示」「不動産取引価格情報」
中部圏不動産流通機構「レインズ市場動向」
静岡県「地価調査」
私の実践例(2025年1月の事例)
静岡市葵区で土地を購入したいというお客様から、「この土地、相場より高くないですか?」と相談を受けました。売主は坪単価60万円を提示していましたが、私が国土交通省の公示地価を調べたところ、そのエリアの平均は坪単価52万円程度でした。
このデータをもとに価格交渉を行い、最終的に坪単価55万円で合意。お客様は約150万円の値引きに成功しました。
成功のポイント
客観的なデータに基づいて価格交渉ができる
不動産会社の言い値を鵜呑みにせず、自分で相場を確認できる
購入後の資産価値の変動を予測できる
方法5:現地を実際に歩いて確認する
確認すべきポイント
周辺環境(スーパー、病院、学校までの距離)
時間帯による雰囲気の変化(昼と夜で印象が変わることも)
近隣住民の様子
騒音や臭いなど、写真ではわからない情報
私の実践例(2025年5月の事例)
静岡市清水区の賃貸アパートを検討されていた単身者のお客様の事例です。ネット上の写真では「駅徒歩10分、閑静な住宅街」という好条件でしたが、実際に現地を訪れると、幹線道路沿いで交通量が多く、夜間の騒音が気になる立地でした。
お客様は内覧前に現地確認をしたことで、契約を見送る判断ができました。「もし契約してから気づいていたら、すぐに引っ越すことになっていたかもしれない」と感謝されました。
成功のポイント
ネットの情報だけでは絶対にわからないことがある
平日と休日、昼と夜の2回訪れるのが理想
近隣住民に話を聞けると、さらに良い
よくある失敗パターン ネットの情報だけで判断して、契約後に後悔するケース。必ず現地確認をしましょう。
3. 私が特に推奨する情報収集手法
上記の5つの方法の中で、私が最も効果的だと考えるのは、「方法1(大手ポータルサイト)+ 方法3(不動産会社への直接問い合わせ)」の組み合わせです。
なぜこの組み合わせが効果的なのか
大手ポータルサイトで市場全体の相場感をつかみ、その上で信頼できる不動産会社に相談することで、ネットには出ていない非公開物件や、これから市場に出る予定の物件情報を入手できるからです。
2025年の市場環境を踏まえた活用法
2025年は金利上昇への警戒感から、「早く動きたい」という買主が増えています。そのため、ポータルサイトに掲載された瞬間に問い合わせが殺到し、数日で成約してしまうケースが増えています。
私が2025年3月に扱った静岡市駿河区の中古マンション(築12年・3LDK・2,800万円)は、SUUMOに掲載した翌日に8件の問い合わせがあり、3日後には成約しました。このスピード感が、今の静岡市の不動産市場です。
だからこそ、ポータルサイトで毎日新着をチェックしつつ、不動産会社と密に連絡を取り、「ポータルサイトに出る前」の情報を入手することが重要なのです。
実際の成功事例(2025年6月)
静岡市葵区で新築一戸建てを探していたご家族の事例です。お客様は毎朝SUUMOとLIFULL HOME'Sをチェックし、同時に私に「週に1回、新着情報を教えてほしい」とリクエストされていました。
ある日、私の元に「来週ポータルサイトに掲載予定」という新築物件の情報が入りました。すぐにお客様にご連絡し、一般公開前に内覧を実施。お客様は即決で購入を決められ、ポータルサイトに掲載される前に成約となりました。
もしポータルサイトの情報だけに頼っていたら、公開後すぐに他のお客様に取られていた可能性が高い物件でした。
4. やってはいけないNG行動
NG行動1:古い情報を信じて行動する
不動産ポータルサイトの物件情報は、常に最新とは限りません。特に人気物件は、掲載から数時間で成約することもあります。
私が見た失敗例(2025年4月)
静岡市駿河区の賃貸マンションを探していたお客様が、SUUMOで見つけた物件に1週間後に問い合わせをしました。しかし、その物件はすでに成約済みで、情報更新が間に合っていなかっただけでした。
お客様は「もっと早く動けばよかった」と後悔されていましたが、人気物件は待ってくれません。気になる物件を見つけたら、その日のうちに問い合わせるのが鉄則です。
NG行動2:1つの情報源だけに頼る
SUUMOだけ、アットホームだけ、というように1つのサイトだけで探すのは非効率です。同じ物件でも、サイトによって写真の枚数や説明文の詳しさが異なります。
私が見た失敗例(2025年2月)
静岡市清水区で中古一戸建てを探していたお客様が、ある物件をSUUMOで見て「写真が少ないから良い物件じゃないのかな」と判断されました。しかし、同じ物件をLIFULL HOME'Sで見ると、写真が15枚掲載されており、非常に魅力的な物件だとわかりました。
結局、その物件は他のお客様が購入されてしまい、「もっと早く気づいていれば…」と後悔されていました。
NG行動3:相場を知らずに価格交渉する
「もっと安くしてください」と言うだけでは、値引き交渉は成功しません。客観的なデータに基づいた根拠が必要です。
私が見た失敗例(2025年3月)
静岡市葵区の土地を購入したいというお客様が、売主に対して「相場より高いので、500万円値引きしてほしい」と要求しました。しかし、具体的なデータを示さなかったため、売主は「この価格が適正です」と取り合ってくれませんでした。
その後、私が国土交通省の公示地価データを提示し、「このエリアの平均地価は〇〇円/㎡です」と説明したところ、売主も納得し、200万円の値引きに応じてくれました。
NG行動4:現地確認をせずに契約する
ネットの情報だけで判断するのは、非常に危険です。写真や間取り図ではわからない情報がたくさんあります。
私自身の失敗談(2023年)
私自身、賃貸物件を契約する際に、忙しくて現地確認をせずに契約したことがあります。写真では「日当たり良好」と書かれていましたが、実際に住んでみると、隣のビルの影になって午後は全く日が当たりませんでした。
この経験から、私はお客様に必ず「内覧は必須です」とお伝えしています。
5. 今すぐできる最初の一歩
ステップ1:希望条件を紙に書き出す(所要時間:10分)
まずは、あなたが求める物件の条件を明確にしましょう。以下の項目を書き出してください。
予算(上限と下限)
エリア(第一希望、第二希望、第三希望)
間取り
築年数
駅からの距離
入居(引渡し)希望時期
その他のこだわり条件
ステップ2:大手ポータルサイトで検索してみる(所要時間:15分)
SUUMO、LIFULL HOME'S、アットホームの3サイトで、ステップ1で書き出した条件を入力して検索してみましょう。
この時点では「完璧な物件を見つける」ことが目的ではなく、「市場にどんな物件があるか」「相場はどれくらいか」を把握することが目的です。
ステップ3:気になる物件を3つ保存する(所要時間:10分)
完璧でなくても構いません。「まあまあ良さそう」と思う物件を3つ保存して、後で比較できるようにしましょう。
ステップ4:信頼できる不動産会社に相談する(所要時間:30分〜)
ポータルサイトで見つけた物件について、不動産会社に問い合わせてみましょう。その際、以下のことを聞いてみてください。
この物件はまだ募集中ですか?
似たような条件の物件で、他におすすめはありますか?
非公開物件はありますか?
この物件の価格は相場と比べてどうですか?
準備するもの
スマートフォンまたはパソコン
メモ帳(希望条件を書き出すため)
予算の目安(住宅ローンシミュレーションをしておくと良い)
まとめ
静岡市で理想の不動産を見つけるためには、以下の3つが重要です。
複数の情報源を活用する:大手ポータルサイト + 地域密着型サイト + 不動産会社への直接問い合わせ
最新情報をこまめにチェックする:人気物件は数日で成約するため、毎日チェックが必須
必ず現地確認をする:ネットの情報だけで判断せず、実際に足を運ぶ
2025年の静岡市不動産市場は、金利上昇への警戒感から「早めに動く」買主が増えています。情報収集のスピードと正確さが、理想の物件に出会えるかどうかを左右します。
Authentill Styleでは、静岡市の最新不動産情報を常に把握し、お客様一人ひとりに最適な物件をご提案しています。初回相談は無料ですので、「どこから始めればいいかわからない」という方も、お気軽にご相談ください。地域密着だからこそ実現できる確かな情報と、成約までのしっかりしたサポートをお約束します。
著者プロフィール
佐須陽介(株式会社Authentill Style 代表取締役)
宅地建物取引士(静岡)第025298号
賃貸不動産経営管理士(2)第059325号
住宅ローンアドバイザー
静岡市生まれ・静岡市育ち
不動産業界での実務経験:賃貸仲介、賃貸管理、新築建売住宅販売、分譲マンション販売
静岡市の不動産市場動向を10年以上観察
静岡市の不動産に関するご相談は、Authentill Styleまでお気軽にお問い合わせください。
参考資料・データ出典
本記事の執筆にあたり、以下の公的機関・業界団体の最新データを参考にしています。
不動産市場データ
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会「不動産市場動向データ集」2025年4月
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2025/05/202504.pdf公益社団法人全日本不動産協会「2025年の不動産市況の見通し」2025年4月
https://magazine.zennichi.or.jp/commentary/20377
地価データ
国土交通省「地価公示」2025年1月
https://tochidai.info/shizuoka/shizuoka/森田不動産「【2025年公示地価】静岡市で一番高い土地はどこ?住宅地・商業地トップを発表」2025年8月
https://morita-re.com/info-7262/ダイヤモンド不動産研究所「【静岡県の地価・坪単価ランキング】2025年は0.3%増!」2025年8月
https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1112380
不動産投資市場
JLL日本「2025年の日本不動産投資市場動向の展望と2024年の振り返り」2025年10月
https://www.jll.com/ja-jp/insights/review-of-and-outlook-for-the-japan-real-estate-investment-market
その他参考情報
静岡県公式ホームページ「令和6年地価公示結果」
https://www.pref.shizuoka.jp/machizukuri/tochiriyou/chikachousa/1061343.html静岡市公式ホームページ「地価情報(地価公示・地価調査)」
https://www.city.shizuoka.lg.jp/s9465/s012530.html
※本記事で使用している統計データ・数値は、上記の公的機関および信頼性の高い調査機関が公表した情報に基づいています。ただし、不動産価格は個別の物件条件や市場環境により変動するため、実際の取引の際は必ず最新情報をご確認ください。
著者情報

佐須陽介
代表・宅地建物取引士
宅地建物取引士(静岡) 第 025298号 賃貸不動産経営管理士(2)第 059325号 住宅ローンアドバイザー
業界歴15年
静岡市出身、現在は静岡市を拠点に不動産仲介・コンサルティング業務を手掛けています。これまで新築・中古マンション、戸建、賃貸管理まで幅広く携わってきました。
数多くのお客様の住まい選びをサポート。住宅ローンの借り換え支援なども含め、現実的な選択肢を提示することに定評があります。
静岡市を拠点に不動産仲介・コンサルティング業務を手掛けています。私自身もかつて住宅ローンの借り換えを経験し、「数字に強く、現実的な選択肢を示すこと」を常に心がけています。代表メッセージ(Authentill Style)にあるように、お客様に寄り添い、安心できる住まい選びを一緒に進めたいと心から願っています。
この著者の記事一覧 →