【2025年版】賃貸物件探しのコツ|不動産のプロが教える5つの成功ポイント
目次
賃貸物件探しの基本的な考え方
【5つの成功ポイント】賃貸物件探しの具体的なコツ
私が特に推奨する物件探しの方法(2025年版)
やってはいけない賃貸物件探しのNG行動
今すぐできる最初の一歩
1. 賃貸物件探しの基本的な考え方
なぜ「コツ」が必要なのか
賃貸物件探しは、一見シンプルに見えて実は奥が深い作業です。SUUMOの調査データによると、初期費用の相場は家賃の4.5〜5ヶ月分とされています。つまり、家賃7万円の物件であれば30万円以上の初期費用がかかる計算になります。これだけの金額を投じるわけですから、「なんとなく」で決めてしまうと後悔につながりやすいのです。
私が静岡市で賃貸仲介を担当してきた経験からも、「もっと早く相談していれば…」という声を何度も聞いてきました。実際、2025年1月に担当したお客様は、事前に情報収集をしっかり行っていたおかげで、希望条件をほぼ満たす物件を初期費用を10万円以上抑えて契約できました。
2025年の賃貸市場の特徴
2025年の賃貸市場には、いくつかの注目すべき傾向があります。アットホームの調査によると、家賃上昇に伴い「築古」や「アパート」といった低家賃物件への需要が高まっています。特にアパートの反響率(問い合わせ率)はマンションを逆転しており、消費者が家賃負担を抑えるためにより手頃な物件に目を向けていることがわかります(参考:https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/yondai-news-202512/ )。
静岡市でも同様の傾向を感じています。特に静岡市葵区・駿河区では、築20年以上の物件でもリノベーションされた物件は問い合わせが増えており、「新しい=良い物件」という価値観が変わりつつあります。
2. 【5つの成功ポイント】賃貸物件探しの具体的なコツ
ポイント1:探し始める時期を見極める
賃貸業界には「繁忙期」と「閑散期」があり、それぞれ物件数や交渉のしやすさが大きく異なります。
繁忙期(1〜3月、9〜10月): 物件数が最も多く、新築物件も豊富。ただし競争が激しく、良い物件は即決が必要
閑散期(6〜8月): 物件数は減少するが、家賃交渉や初期費用の減額交渉がしやすい
【私の実践例】
2024年7月、静岡市駿河区で物件探しをされたお客様をサポートしました。閑散期だったため、オーナー様との交渉で礼金1ヶ月分が免除となり、約5万円の節約に成功。2025年に入ってからも、同様のケースで敷金・礼金の減額交渉が成立した事例が複数あります。
【成功のポイント】 入居希望日の1.5〜2ヶ月前から探し始めるのが理想です。早すぎると物件をキープできず、遅すぎると選択肢が狭まります。
ポイント2:初期費用の内訳を理解する
URくらしのカレッジの記事によると、一人暮らしの初期費用相場は約63万円とされています(参考:https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/202504/000581.html )。初期費用の主な内訳は以下のとおりです。
敷金: 家賃1〜2ヶ月分(退去時に原状回復費を差し引いて返還)
礼金: 家賃1〜2ヶ月分(大家さんへの謝礼。返還なし)
仲介手数料: 家賃1ヶ月分+消費税が上限
前家賃: 入居月の翌月分の家賃
保証会社利用料: 家賃の30〜50%程度
火災保険料: 年間4,000〜10,000円程度
【私の実践例】
2025年2月に担当したお客様は、敷金礼金ゼロ物件とフリーレント(1ヶ月家賃無料)を組み合わせることで、当初の見積もりから約15万円の節約を実現しました。「敷金礼金ゼロ」には違約金条件がついていることもあるため、契約内容の確認は必須です。
ポイント3:複数の不動産サイトを併用する
大手ポータルサイト(SUUMO、HOME'S、アットホームなど)はそれぞれ掲載物件が異なります。1つのサイトだけでは見逃してしまう物件も少なくありません。
【私の実践例】
静岡市内のある物件は、SUUMOには掲載されていたものの、HOME'Sには掲載されていませんでした。逆のパターンもあります。効率的に探すなら、2〜3サイトを併用し、気になる物件をリストアップしてから不動産会社に問い合わせるのがおすすめです。
【成功のポイント】 条件保存とメール通知機能を活用しましょう。新着物件をいち早くキャッチできれば、人気物件を逃すリスクを減らせます。
ポイント4:内見時のチェックポイントを押さえる
内見(物件見学)は、写真や間取り図では分からない情報を確認できる貴重な機会です。見落としがちなポイントを中心にチェックリストをまとめました。
【室内のチェックポイント】
壁・床・天井の傷や汚れ(入居前の状態を写真撮影しておく)
コンセントの数と位置(家電配置のシミュレーションに必要)
収納スペースの広さと使い勝手
水回りの状態(蛇口をひねって水圧もチェック)
携帯電話の電波状況
【共用部・周辺環境のチェックポイント】
共用部の清掃状態(管理状況の目安になる)
ゴミ置き場の状態
駐輪場・駐車場の空き状況
周辺の騒音レベル
最寄り駅・スーパー・コンビニまでの距離
【私の実践例】
2024年11月、静岡市清水区の物件を内見したお客様が「掲示板に騒音に関する注意書きが貼ってある」ことに気づきました。担当者に確認したところ、過去にトラブルがあった物件だと判明。別の物件に変更したことで、入居後のトラブルを回避できました。
ポイント5:不動産会社の担当者に積極的に質問する
遠慮せずに質問することが、良い物件との出会いにつながります。特に聞いておきたい項目は以下のとおりです。
この物件の空室期間はどのくらいですか?(長期間空いている場合は理由を確認)
前の入居者の退去理由は?(トラブルの有無を把握)
周辺で騒音やトラブルの報告はありますか?
初期費用の交渉は可能ですか?
【成功のポイント】 質問に誠実に答えてくれる担当者は信頼できます。逆に、曖昧な回答が多い場合は要注意です。
3. 私が特に推奨する物件探しの方法(2025年版)
5つのポイントの中で、私が最も重視しているのは「探し始める時期の見極め」と「内見時のチェック」です。
2025年の市場環境では、家賃上昇に伴い入居者の目が厳しくなっています。そのため、閑散期(6〜8月)に物件探しを始めると、交渉の余地が生まれやすいのです。実際、2024年7月〜8月に契約したお客様の約6割が、初期費用の何らかの減額に成功しています(当社実績)。
また、内見では「共用部の清掃状態」を特に重視してください。私の経験上、共用部がきれいに保たれている物件は、管理会社の対応も良好なことが多く、入居後のトラブルが少ない傾向にあります。
2025年の市場環境に合わせた最適な物件探しをご提案します。Authentill Styleでは、物件ごとに最新のデータを踏まえた無料相談を行っています。初期費用を抑えるコツや交渉のポイントなど、お気軽にご相談ください。
4. やってはいけない賃貸物件探しのNG行動
実務で見てきた「失敗パターン」をご紹介します。同じ失敗をしないよう、ぜひ参考にしてください。
NG1:内見せずに契約する
写真や360度パノラマ画像だけで判断し、内見をスキップしてしまうケースがあります。しかし、写真では分からない臭い、音、日当たりの実感値は、住み心地に大きく影響します。
【失敗事例】 遠方からの引っ越しで内見せずに契約したお客様が、入居後に隣室からの騒音に悩まされ、わずか3ヶ月で退去。短期解約で違約金が発生してしまいました。
NG2:家賃だけで判断する
家賃が安い物件に飛びつきがちですが、管理費・共益費を含めた総額で比較することが重要です。また、「敷金礼金ゼロ」物件は、短期解約時に違約金が設定されていることがあります。
【失敗事例】 家賃5万円の物件を選んだものの、管理費1万円・駐車場代8,000円が別途必要で、結局月々6.8万円の支出に。近隣にあった家賃6万円(管理費込み・駐車場無料)の物件の方がトータルでは安かったというケースがありました。
NG3:1件だけ見て即決する
「せっかく来たのだから」と1件目で決めてしまうのは危険です。比較対象がないと、その物件の良し悪しを正確に判断できません。
【私自身の失敗談】 実は私も20代の頃、初めての一人暮らしで最初に見た物件をそのまま契約しました。入居後に「もう少し探せばもっと良い物件があったかも」と後悔した経験があります。この経験があるからこそ、お客様には最低2〜3件の比較をおすすめしています。
5. 今すぐできる最初の一歩
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に、明日から実践できる具体的なアクションをお伝えします。
ステップ1:希望条件を書き出す(所要時間:15分)
以下の項目を紙やスマホのメモに書き出してください。
家賃の上限(管理費込みで考える)
希望エリア(通勤・通学時間から逆算)
間取り・広さ
絶対に外せない条件(バス・トイレ別、駐車場必須など)
あれば嬉しい条件(宅配ボックス、浴室乾燥など)
ステップ2:ポータルサイトで相場感を掴む(所要時間:30分)
SUUMO、HOME'S、アットホームのいずれかで、希望エリアの物件を検索してみましょう。この段階では契約を考えなくてOK。「このエリアだとこの家賃帯が多いんだな」という相場感を掴むことが目的です。
ステップ3:気になる物件を3〜5件ピックアップ
条件に合う物件が見つかったら、お気に入り登録をしておきましょう。3〜5件たまったら、不動産会社に問い合わせて内見の予約を入れます。
【2025年の市場を踏まえたアドバイス】 家賃上昇が続く中、築年数や駅からの距離など、条件を少し緩めることで選択肢が広がります。「絶対に外せない条件」と「あれば嬉しい条件」を分けて考えることで、より良い物件に出会える可能性が高まります。
まとめ
この記事の要点を3つにまとめます。
時期の見極めが重要: 閑散期(6〜8月)は交渉がしやすく、繁忙期(1〜3月)は物件数が豊富
初期費用は交渉の余地がある: 敷金礼金ゼロ物件やフリーレントを活用し、総額で比較する
内見は必ず行う: 室内だけでなく、共用部や周辺環境もチェックする
2025年は家賃上昇が続いていますが、だからこそ「コツ」を押さえることで差がつきます。ぜひこの記事を参考に、後悔のない物件探しを実現してください。
静岡市で賃貸物件をお探しの方、初期費用を抑える方法を知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。Authentill Styleでは、地域密着だからこそ実現できる確かな情報と、入居までのしっかりしたサポートをお約束します。
【参照元URL一覧】
アットホーム「2025年の賃貸市場における4大ニュース」:https://athome-inc.jp/news/data/questionnaire/yondai-news-202512/
UR賃貸住宅「賃貸借契約の初期費用の相場」:https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/202504/000581.html
著者情報

佐須陽介
代表・宅地建物取引士
宅地建物取引士(静岡) 第 025298号 賃貸不動産経営管理士(2)第 059325号 住宅ローンアドバイザー
業界歴15年
静岡市出身、現在は静岡市を拠点に不動産仲介・コンサルティング業務を手掛けています。これまで新築・中古マンション、戸建、賃貸管理まで幅広く携わってきました。
数多くのお客様の住まい選びをサポート。住宅ローンの借り換え支援なども含め、現実的な選択肢を提示することに定評があります。
静岡市を拠点に不動産仲介・コンサルティング業務を手掛けています。私自身もかつて住宅ローンの借り換えを経験し、「数字に強く、現実的な選択肢を示すこと」を常に心がけています。代表メッセージ(Authentill Style)にあるように、お客様に寄り添い、安心できる住まい選びを一緒に進めたいと心から願っています。
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