【2025年最新】家を買うベストな年齢は?

目次

1. 家を買う年齢の最新データ(2025年版)

2. なぜ30代での住宅購入が多いのか?背景と理由

3. 静岡市で家を買う場合の年齢別ポイント

4. 不動産のプロとしての見解・今後の予測

5. 今すぐ取るべきアクション

1. 家を買う年齢の最新データ(2025年版)

住宅購入時の平均年齢は「40歳前後」

国土交通省が公表している令和6年度住宅市場動向調査によると、住宅タイプ別の購入時平均年齢は以下のようになっています。

住宅タイプ

平均年齢

最多年齢層

新築注文住宅

約39.5歳

30代(約42%)

新築分譲戸建住宅

約37.5歳

30代(約47%)

新築分譲マンション

約39.9歳

30代(約40%)

中古戸建住宅

約43.5歳

40代(約30%)

中古マンション

約45.0歳

40代(約32%)

(参考:国土交通省「令和6年度住宅市場動向調査報告書」2025年6月 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001900667.pdf

実際は「30代」が最多

平均年齢は40歳前後ですが、これは「数字のマジック」です。私が静岡市で10年以上住宅販売に携わってきた経験からも、実際に住宅購入される世帯主の年齢層は30代が最も多いと実感しています。

同調査の年齢分布を見ると、新築注文住宅・分譲戸建住宅ともに、30代の購入者が約42%を占めています。60代以上の方も一定数いらっしゃるため、平均値が40歳前後に引き上げられているのです。

2025年1月から私が担当したお客様の中でも、「35歳までにマイホームを」という目標を持っている方が非常に多い印象です。

2. なぜ30代での住宅購入が多いのか?

住宅ローンの返済期間と年齢の関係

住宅ローンを35年で組む場合、「定年(65歳)までに完済したい」と考えると、逆算して30歳がひとつの目安になります。

住宅金融支援機構の調査(2025年6月公表)によると、住宅ローンの返済期間は「30年超〜35年以内」が最も多く、全体の45.8%を占めています。さらに、35年超50年以内の長期ローンを選ぶ方も25.5%と増加傾向にあります。

(参考:住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査」2025年6月27日公表 https://www.jhf.go.jp/

ライフイベントとの関連

私の実務経験では、住宅購入のきっかけとして多いのは以下のタイミングです。

結婚を機に:新しい生活をスタートするタイミングで検討される方が多いです

子どもの誕生・入学前:学区を意識した物件選びをされる方が増えます

賃貸の更新時:「家賃を払い続けるくらいなら」と購入を検討される方も

年収が安定してきた時期:30代前半は収入が増えてくる時期と重なります

2025年に入ってからは、金利上昇の報道を受けて「今のうちに」と相談に来られる方も目立ちます。実際、2025年1月には政策金利が0.5%に引き上げられました。

金融機関の審査で重視される「完済時年齢」

住宅ローンの審査では、「完済時年齢」が重要な審査項目となります。多くの金融機関では完済時年齢の上限を80歳未満としており、45歳を超えると35年ローンが組めなくなるケースもあります。

理想的には、安定した収入が見込める65歳までに完済できる計画を立てることをお勧めしています。

3. 静岡市で家を買う場合の年齢別ポイント

静岡市の住宅市場の特徴

私が生まれ育った静岡市では、2025年の公示地価でも住宅地の価格が7年連続で上昇を続けています。特に駿河区曲金エリア(東静岡駅徒歩圏)は、静岡県内の住宅地で最も高い地価となっています。

(参考:国土交通省「2025年公示地価」2025年3月18日発表 https://www.mlit.go.jp/

2025年1月以降、私が担当した物件でも、静岡駅・東静岡駅徒歩15分圏内の新築戸建ては3,500万円〜4,500万円が相場となっています。

【20代】で静岡市に家を買う場合

メリット:

• 35年ローンを組んでも60歳前後で完済できる余裕がある

• 月々の返済額を抑えられる

• 将来的な住み替えや資産運用の選択肢も広がる

注意点:

• 勤続年数や年収面で審査が厳しくなることも

• 結婚・出産など今後のライフプランが変わる可能性

• 静岡市では清水区や葵区北部など、比較的価格が落ち着いたエリアからスタートするお客様も多いです

【30代】で静岡市に家を買う場合

メリット:

• 収入が安定し、ローン審査も通りやすい

• 家族構成がある程度固まり、間取りを決めやすい

• 35年ローンで65歳前後に完済できるバランスの良い時期

注意点:

• 子どもの教育費と住宅ローンが重なる時期がある

• 静岡市では、安東・城北・駿河区南部など学区を重視したエリア選びが増えます

【40代】で静岡市に家を買う場合

メリット:

• 自己資金(頭金)を多く用意できる傾向

• ライフスタイルが安定し、じっくり物件を選べる

• 中古住宅やリフォームなど選択肢が広がる

注意点:

• 45歳を超えると35年ローンが組めないケースも

• 定年後も返済が続く可能性があるため、繰り上げ返済の計画が重要

• 2025年1月以降、中古マンション(葵区・駿河区)の問い合わせが増えている印象です

【50代以降】で静岡市に家を買う場合

50代は住み替えやリフォームを検討される方が多い年代です。子どもの独立後に、コンパクトな住まいへのダウンサイジングを希望されるお客様も増えています。

静岡市では、JR静岡駅や東静岡駅に近いマンションへの住み替え需要が根強くあります。

4. 不動産のプロとしての見解・今後の予測

「ベストな年齢」より「ベストなタイミング」

正直に申し上げると、「家を買うベストな年齢」は一概には言えません。30代が多いのは事実ですが、それぞれのお客様のライフプラン・収入・家族構成によって最適なタイミングは異なります。

私が10年以上の実務で感じているのは、「年齢」よりも以下の条件が揃っているかどうかが重要だということです。

• 安定した収入(勤続年数2〜3年以上が目安)

• 頭金として年収の1〜2割程度の貯蓄

• 家族構成がある程度見えている

• 住みたいエリア・間取りのイメージがある

2025年後半〜2026年の市場予測

2025年は金利上昇の動向が注目されています。変動金利を選ぶ方が依然として多いですが、将来的な金利上昇リスクを考慮して固定金利を選ぶお客様も増えてきました。

不動産価格については、静岡市を含む地方都市でも緩やかな上昇傾向が続くと予想されます。ただし、「駅から離れた物件」と「駅近物件」の価格差は今後さらに広がる可能性があります。

あくまで私個人の見解ですが、「買い時かどうか」は市場動向だけでなく、ご自身のライフプランに合っているかどうかで判断されることをお勧めします。

5. 今すぐ取るべきアクション

これから家を買いたい方へ

住宅ローンの事前審査を受けてみる:実際にいくら借りられるか把握することで、物件選びがスムーズになります

ライフプランを書き出す:今後10〜20年の家族構成・収入・支出の見通しを整理しましょう

複数の物件を見学する:相場観を養うためにも、最低5〜10件は見ることをお勧めします

金利動向をチェック:日銀の政策会合の結果は住宅ローン金利に影響します

物件を売りたい方へ

2025年は不動産価格が高止まりしている時期です。売却を検討されている方は、複数の不動産会社に査定を依頼し、適正価格を把握することをお勧めします。

物件を貸したい方へ

賃貸需要は堅調ですが、築古物件では設備の更新(エアコン・給湯器など)が入居率に大きく影響します。空室対策としてのリフォームも選択肢のひとつです。

まとめ

家を買う年齢の平均は40歳前後ですが、実際は30代での購入が最も多くなっています。住宅ローンの返済期間や完済時年齢を考えると、30歳前後がひとつの目安になりますが、大切なのは「年齢」ではなく「自分にとってのベストなタイミング」です。

私が静岡市で不動産業に携わってきた経験から言えることは、焦って購入する必要はないということ。しかし、「いつか買いたい」と思っているなら、今から情報収集を始めることをお勧めします。

住宅購入は人生で最も大きな買い物のひとつ。後悔のない選択ができるよう、本記事がお役に立てば幸いです。

著者情報

佐須陽介

佐須陽介

代表・宅地建物取引士

宅地建物取引士(静岡) 第 025298号 賃貸不動産経営管理士(2)第 059325号 住宅ローンアドバイザー

業界歴15

静岡市出身、現在は静岡市を拠点に不動産仲介・コンサルティング業務を手掛けています。これまで新築・中古マンション、戸建、賃貸管理まで幅広く携わってきました。

数多くのお客様の住まい選びをサポート。住宅ローンの借り換え支援なども含め、現実的な選択肢を提示することに定評があります。

得意分野: 不動産仲介、住宅ローンアドバイス、賃貸管理、不動産コンサルティング
趣味: 釣り、映画鑑賞、子どもと過ごす時間。休日には街を歩きながら、地域の魅力を再発見することが楽しみです。

静岡市を拠点に不動産仲介・コンサルティング業務を手掛けています。私自身もかつて住宅ローンの借り換えを経験し、「数字に強く、現実的な選択肢を示すこと」を常に心がけています。代表メッセージ(Authentill Style)にあるように、お客様に寄り添い、安心できる住まい選びを一緒に進めたいと心から願っています。

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